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平筒沼(びょうどうぬま)(登米市 米山町、豊里町)
・場所:宮城県登米市米山町桜岡貝待井581-2  Yahoo地図
・撮影:2005.1.30、2005.4.30、2005.7.18、2009.7.23
・説明:県内でも有数のへら鮒釣りのメッカ、沼の周囲に植えられた約500本の桜並木がライトアップされる。




旧米山町

中央広場とyouyou館を結ぶ全長188メートルの浮桟橋
「ふれあい橋」発泡スチロールを使って浮かせている。
2005.1.30


中央広場
 
2009.7.23


2005.1.30


2005.1.30


アザサ 2005.7.18


2009.7.23


2009.7.23


ハスはまだ早く1本のみ開花 2005.7.18


2009.7.23


2009.7.23


チョウトンボ 2009.7.23


旧豊里町
・場所:宮城県登米市豊里町久寿田64番地1
 町の北西部、米山町との境にあるのが平筒沼。四方を自然林に囲まれ春は桜、紅色が美しい夏のハスと睡蓮、秋の紅葉と白鳥や渡り鳥が飛来する冬も風情豊かです。また、へらブナなどの釣りも年中楽しむことができます。
2005.1.30 


2005.1.30



2005.7.18 ハス


平筒沼農村文化自然学習館 2005.7.18


窯神を展示


カマ神
 竈神は全国で祀られているが、土製や木彫の面を飾ってカマ神とする風習は旧仙台瀋領に限られ、しかも県北から岩手県南部にかけて多い。カマ神は、母屋を新築した時に左官や大工などが作ったらしく、土製の場合は鮑(あわび)貝や盃の糸尻などを目や口に利用している。町内のカマ神については、菅江真澄の日記「はしわのわかば」天明6年(1786)9月16日の条にみえている。カマ神は火難除けなどのために祀るといわれ、カマジメは屋根葺きまで下さない習わしであった。 

カマ神
カマ神を祀るとして県内で語られている伝承には,次のような話がある。
昔,ある農家に乞食がやって来て火焚き男に雇われたが、この乞食は仕事をせず、その上ところかまわず大便をしたので、主人は持て余した。ところが、ある日忽然と姿を消してしまった。数日すぎてクド( カマド) のまわりを見ると、乞食の大便が全部黄金になっていたので、主人は長者になることが出来た。このため、主人は火焚き男をカマ神として祀ったのだという。
 この伝承は、力マ神の性格と面(めん)を祀る理由を示唆しているが、町内のカマ神は火の神として祀られている場合が多い。
 町内のある家では,留守番をしていた男のために大火にならず、この男はクドの前で亡くなったと伝承されており、注目される。また、同家は天保4年( 1833) に建てられた記録があり、カマ神が作られた年代が確認出来る貴重な事例である。
  


文・写写真参照:豊里町HP

  

  

2005.4.30


2005.4.30